ワンニャンの気持ち

 動画サイト「GyaO」でクローザーのシーズン5を見ていた。
 3話で飼い猫のキティが死にそうになっていて(4話では遺灰になっていた)、キティに対して「何を考えている?」と話しかけるのだが、では、犬猫が何を考えているか、考えてみる。

 私たちには、「物心のつかない」時期があります。
 私は幼稚園あたりからの記憶はありますが、その前の記憶はありません。
 普通、これは「忘れてしまった」と考えられています。
 昨日食べた晩ご飯を思い出せないように。←それは深刻だな。

 しかし「物心つかない」時期の記憶がないのは忘れてしまったからではありません。
 そもそも認識していないのです。
 認識していないものは記憶されません。

 交差点で赤信号で立ち止まっているとき、向こう側に人が立っていたのは覚えています。
 しかしその人の顔を思い出すことはできません。
 忘れてしまったのではありません。
 認識していないのです。
 認識していないものは記憶になく、思い出すことができない。
 これと同様に、「物心つかない」時期は、物事を認識していないから記憶できないのである。

 さて、「チンパンジーの知能は3歳児と同じぐらい」と言われる。
 「チンパンジーの知能って何歳ぐらいと言われていたっけ?」と思って検索したらヒットしたページ。→チンパンジーの知能は人間の3歳児説の謎
 この記事で指摘しているように、「人間の3歳児ならしゃべれるし、チンパンジーの知能はもっと低い」に説得力があるように思う。
 言葉を基準にするなら、チンパンジーの知能は人間の1歳半ぐらいか。
 でも、それはさておき、人間もその最初は動物と同じで。

 動物の見ている世界。
 それは私たちの「物心つかない」時期と同様のもの
だろう。
 あんな感じなのである。
 と言っても覚えていませんが。

 今、私がこの記事を書きながら発生している「ソレ」。
 この記事を読んでいる人に発生しているであろう「ソレ」。
 動物には「ソレ」がないのである。
 私たちが思うようなメカニズムを動物は持っていない。
 と言うか、赤ちゃんと同様に未発達であり、動物は赤ちゃんとは違って、成長してもそのままである。
 動物に「ソレ」を仮定するとき、私たちの「ソレ」を対象(動物)に当てはめているのである。
(この「ソレ」を「心」と言ってもいいと思うが、何か引っかかるので保留)

 このようにして「動物の見ている世界」を推測できる。

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