解散総選挙

 いわゆる「リベラル派」の動向から目が離せない。
 今回の選挙。公示の10日までが面白いと思う。

 当初、民進党は共産党などと野党共闘で行くはずだった。
 ↓『しんぶん赤旗』総選挙での躍進めざす一大募金運動(供託金募金・選挙闘争募金)に絶大なご協力をお願いします(2017年9月24日)
 日本共産党のたたかいには、大きな資金が必要です。日本共産党はいま、供託金募金と選挙闘争募金を合わせた一大募金運動にとりくんでいますが、短期間に必要な資金を準備しなくてはなりません。みなさんの絶大なご協力を、こころからお願いします。
 世界の中でも異常に高額な供託金制度により、供託金の準備が必要です。メディアによる、さまざまな情報が氾濫する中で、わが党の訴えを広く有権者に知らせる宣伝物の作成、一般紙への宣伝広告の掲載、宣伝カーの運行など、多大な資金が必要です。もちろん、党として供託金、選挙費用も、一定の備えはしてきましたが、募金をお願いしなければならないのが実情です。


 共産党には金がないらしい。

 ↓『産経ニュース』民進・前原誠司代表会見詳報(3) 党に98億円の資金!? 「もっとあるが、使い道は決めていない」(2017.9.28)
 --民進党にある98億円ともいわれる資金の今後の運用は誰がやって、希望の党には提供するのか
 「もうちょっとありますけどね。もうちょっとあるが、その使い道についてはまったく決めていない」


 民進党には金がある。
 野党共闘で、自民党の議席は減って、民進党と共産党の議席は増える。
 しかし、それでも政権交代には届かない。
 そのうえ、民進党の支持母体である連合は共産党嫌い。

 ここで小池百合子の希望の党が出てきたのだろう。
 金も組織もない希望の党は、東京ローカルで10議席ぐらい。
 しかし、民進党の金と連合の組織で、一気に政権交代が見えてきた。
 この話に前原誠司は乗ったのだろう。

 ↓『毎日新聞』希望の党・若狭氏、過半数擁立に執着せず(2017年9月30日)
 新党「希望の党」(代表・小池百合子東京都知事)の若狭勝前衆院議員は30日の民放番組で、10月22日投開票の衆院選の候補者について、過半数(233議席)の擁立にこだわらない考えを示した。「まずは基本的政策が一致するかを見極める」と述べた。

 しかし若狭勝が言うには、「政権交代しなくてもいい」と。
 まぁ「小物」が言っていることだから、あとで「ボス」にリセットされるかもしれないが。

 来年、自民党総裁選がある。
 もし石破茂が総理総裁になったら、その次の解散総選挙では安倍派に公認を出さないで、希望の党に配慮するだろう。
 小池百合子はその選挙で楽勝し、国政に戻る。
 石破茂が総理総裁になれなくても、希望の党に都合がいいタイミングで造反し、与党を過半数割れに追い込み、解散総選挙。
 小池百合子は今回の選挙ではなくて、その次の選挙が本命だろう。

 ↓『NHK NEWS WEB』希望と維新 東京と大阪で選挙協力(9月30日)
希望の党の代表を務める東京都の小池知事と日本維新の会の代表を務める大阪府の松井知事は、大阪市で会談したあと、30日夜記者会見し、来月行われる衆議院選挙で、両党が、東京と大阪の小選挙区で候補者の競合を避けるなど、選挙協力を行うことを明らかにしました。

 これで辻元清美は、仮に希望の党に受け入れられたとしても、選挙区を変えることは確定した。

 ↓『朝日新聞DIGITAL』民進・辻元氏「私は行かない」 希望からの立候補否定(2017年9月30日)
 民進党の辻元清美・幹事長代行(衆院大阪10区)は30日、党本部で記者団に「リベラルの力と重要性を信じている。だから、私は行かない」と語り、衆院選では新党「希望の党」の公認候補として立候補しない考えを表明した。
(中略)
 辻元氏は「小池氏は寛容な保守の立場から、私は現実的なリベラルの立場で、安倍政権を右と左から挟み撃ちにして倒せばいいのではないかなと思う」と語った。


 自民党と希望の党は、保守。
 ということは、保守票は分裂する。
 リベラル票を一つにまとめれば勝てるんじゃないか?、という見積もりだろう。

 ↓『JIJI.COM』民進リベラル系、新党へ調整=衆院選、3極の争いに(2017/10/01)
 民進党のリベラル系前衆院議員らは1日、衆院選(10日公示-22日投開票)で希望の党に合流しない候補の受け皿として、新党結成に向けた調整に入った。憲法9条改正や安全保障関連法への反対姿勢を前面に出す考えだ。衆院選は(1)自民、公明両党(2)希望と日本維新の会(3)民進リベラル系と共産、社民両党など-の計3極で争われる方向となった。

 で、リベラルの新党結成。
 記事にもあるように、
 1)自民、公明。
 2)希望、維新。
 3)民進リベラル、共産、社民。
 という選挙の構図が見えてきた。

 民進党の右派と左派は円満に分裂するかも。
 リベラルとしては、自民党と希望の党が拮抗したほうが都合がいいわけだから。

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