北朝鮮問題

 国際政治にとって最も重要なのは、秋に行われる予定の中国共産党大会。
 習近平国家主席と江沢民派は権力闘争を続けていたが、次の党大会で江沢民派が退場するのが既定路線。

 しかし、もし江沢民派が復権して、習近平がレームダックになったら?
 ロシアのプーチン大統領が失脚するだろう。
 ロシアは経済制裁を受けていて、中国との貿易に頼っている。
 ユダヤ勢力と仲良しの江沢民派はロシアとの貿易をやめるだろう。

 ユダヤ勢力と江沢民派は、プーチンと習近平を倒したい。
 中国共産党大会に向けての権力争いとしての北朝鮮問題。

 習近平と江沢民派の争いの勝利条件はよく分からないが。
 北朝鮮がアメリカに攻撃されたら習近平の負けだろう。
 友好国の北朝鮮を守れなかったのは中国の国家主席として失格だ、みたいな理屈で。
 習近平は金正恩に核開発を断念させれば、指導者として勝利だろう。

 アメリカの立場。
 トランプ政権では、スティーブン・バノンが国家安全保障会議から外され、ジャレッド・クシュナーが主導権を握った。
 「アメリカ・ファースト」は後退し、「ユダヤ人のための「世界の警察」であるアメリカ」が台頭してきた。
 ユダヤ人であるクシュナーは、江沢民派のために北朝鮮を攻撃したいだろう。

 ユダヤ勢力が支援するヒラリー・クリントンと対立していたトランプ大統領は、習近平とは協力関係になれるはずだが。
 しかし2期目を目指すとなると、ユダヤ勢力の支援も必要。
 (ユダヤ人は「分散投資」するから選挙に弱いんだろうと思う。しかしどちらが勝っても影響力は維持する)
 トランプとクシュナーは、「北朝鮮が核実験を行えば、アメリカは北朝鮮を攻撃する」と合意しているのではないか?
 クシュナーは北朝鮮を攻撃したい。
 トランプは攻撃したくないが、北朝鮮が核実験をしたらしょうがない。クシュナーが主導権を握っている。
 習近平による北朝鮮への影響力を期待しているところだと思う。

 習近平は北朝鮮に核開発を断念させたい。
 北朝鮮が核実験を行えばアメリカが攻撃。
 金正恩は殺害され、習近平は失脚。
 江沢民派が復権。
 プーチンが失脚。
 「ゲーム」の概要はこんなところ。

 では、北朝鮮の立場は?
 金正日は江沢民の庇護を受けていた江沢民派。
 その金正日に後を任されたチャンソンテクも江沢民派。
 そのチャンソンテクを処刑した金正恩は、江沢民派の敵になった。
 そしてユダヤ勢力も敵に回した。

 そうすると金正恩は、トランプや習近平側のはずだが。
 金正恩が「核開発を断念する」と宣言するだけで、トランプや習近平の仲良しグループに入れる。
 しかし、北朝鮮の古参の幹部は、それに反対するだろう。
 「体制が崩壊する」とか「暴動や反乱がおきる」と金正恩に圧力をかけるだろう。
 チャンソンテク処刑後、チャンソンテクによって引き立てられた幹部は粛正されたが、それでも江沢民派と通じている親中派は多数残っているだろう。

 選択肢:
 1)核実験を行う。→アメリカが攻撃する。
 2)核実験を行わない。→北朝鮮内部で金正恩批判が起きて、体制崩壊。
 という状況だと思う。
 正解は2だろう。
 アメリカや中国(あとロシア)の後ろ盾を得ることになるのに体制が崩壊するとは思えない。
 トランプや習近平も、金正恩は2を選択すると思っているだろう。
 日本政府も「北朝鮮攻撃の可能性はあるが、それはない」と見ているのではないのか?

 しかし、これでは「ゲーム」にならない。
 クシュナー側の勝算は?
 金正恩の近くに入り込んでいる工作員は、「アメリカに攻撃されても金正恩個人は安全」とか吹き込んで、核実験を行わせようとするだろう。
 しかし、金正恩の近くに入り込んでいる工作員がアメリカに金正恩の居場所を教えるのだから、それは最も危険な選択肢。
 その選択をしたのがイラクのフセインだと思う。
 イラク・バアス党に工作員がいて、戦争に向かわせたのだろう。

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